2011年12月02日
食の風 9号 新装刊 12月1日(木)発売!
食の風 9号 新装刊 12月1日(木)発売!
食の風 vol.9
2011年12月1日(木)発売いたしました!
沖縄鰹節王国
新装刊の食の風9号。今号からサイズがA4判になり、季刊発行になりました。内容・ビジュアル面ともに更に充実いたしましたので、是非一度ご覧ください。
今回は、沖縄の食文化に切っても切れない鰹節の大特集です。鰹節の歴史、鰹節を使った料理のレシピなど、充実の内容です。
ほか、好評の執筆陣によるエッセイなど、沖縄の食文化がわかる、充実した内容となっています。
掲載内容詳細はこちら
2011年11月21日
沖縄・農商工連携人材育成塾 第4回目の実地研修が行われました
昨日2011年11月20日、農商工連携育成塾の実地研修が行われました。
今回は実践販売で、八重瀬町で開催された『八重瀬カラフルベジタブルフェスタ』(通称カラベジ)にて
出店してきました。
[八重瀬カラフルベジタブル]とは、八重瀬町で獲れる色鮮やかな新鮮な野菜を
もっと県内外のたくさんの人に知ってほしいとの始まったプロジェクトです。
地元のいろいろな店舗が出店してる中、私たちも 食の風~農商工連携人材育成塾~として参加してきました。


販売されたものをご紹介します。

・ミントシロップ
・ミントシロップを使ったハーブティー
[コメント]
丁寧に発酵させた肥料を与えた土で栽培している登川農園のミントの葉を使用。
香りが飛ばないように10秒ほど熱湯をくぐらせ、丁寧にシロップを作りました。
瓶で販売ということで、瓶を煮沸したりと衛生面に気を使いました。

・ハーブスーチキジシ
・手作りチャーシュー
[コメント]
くいまーる豚を使用
(循環型飼育豚・・・抗生物質やホルモン剤を一切使用せず育てられた豚)
手作りチャーシューは四川風の味付けにするために練りゴマと紅腐乳を使用。
ハーブスーチキジシは粟国の塩とハーブを数種類使用してつくりました。
よく「スーチカー」と皆さん呼びますが、正式名称(丁寧な呼び方)は「スーチキジシ」と言うのですよ。

・バジルとトマトのチーズケーキ
・じゃがいものグラタン
・紅芋タルトケーキ
・かぼちゃのタルト
[コメント]
全メニュー、バター・小麦粉・卵不使用。牛乳の変わりに豆乳を使用しました。
・かぼちゃのタルトはカラメルソースを焦がしてその苦さで甘さを抑えるように工夫しました。

・紅芋スコーン
・紅芋黒ゴマシナモンスコーン
[コメント]
紅芋と黒ゴマを一緒に食べると老化防止とガン予防に効果的です。
きれいな紫色を出すのが大変で、普通に作ると、紅芋パウダーがベーキングパウダーと科学反応を起こし
てしまい緑っぽくなってしまう。試行錯誤してレモン汁(酸性)をいれることによってそれを防ぐことに
成功しました。
また、紅芋は皮が白いのは色が薄く、皮の色が濃いほどきれいな色がでるようです。

・クラッカー(コーレーグース&パプリカ・長命草&ピバーツ・カレー&ウコン)
・クッキー(ごまきなこ・紅芋月桃・かぼちゃみそ・穀物コーヒー・ジーマミのおから)
[コメント]
クッキーのプレーン酵母の酵母は秋田の白神酵母を使用。ゆくゆくは自分の酵母を作ってそれを使用して
お菓子を作りたいです。
・タピオカ&豆腐どーなっつ
(紅芋&ごま/ごま&くるみ/バナナ&くるみ&チョコ/バナナ&くるみ&グァバクリーム)
・ジャム
[コメント]
卵、バター、牛乳不使用。甘さ控えめにする為にきび砂糖を使用し、なたね油で揚げています。
ごま、くるみはアンチエイジングにいいので女性におすすめですよ。
できるだけ地元のもので作る。「地産地消」と最近はよくいいますが、その土地でとれないものもあります。
そんな方達にもぜひ沖縄でとれたものを食べて欲しい。そういう意味で私は「地産他消」を目指します。と知名さんのお母さん。


みんな、それぞれこだわりを持って商品を作り販売もがんばりました。
他の地元の店舗も、店自慢のおでんやキムチ、ぐしちゃんいい菜などいろんな商品が販売されていました。

他にも愛媛から送られてきたどんぐりで子供たちがペンダントを作ったり
地元の小学生によるリコーダーの演奏もありました。
心配だった天気も晴れてきて、ほのぼのとした日曜になりました。
気になる売り上げはどうだったでしょうか?
いろいろな反省点などもあることだろうと思いますが、いい勉強になったと思います。
今回の経験を機に、更に商品開発や販売について追究して頂きたいと思います。
本当に みなさんお疲様でした。
今回は実践販売で、八重瀬町で開催された『八重瀬カラフルベジタブルフェスタ』(通称カラベジ)にて
出店してきました。
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[八重瀬カラフルベジタブル]とは、八重瀬町で獲れる色鮮やかな新鮮な野菜を
もっと県内外のたくさんの人に知ってほしいとの始まったプロジェクトです。
地元のいろいろな店舗が出店してる中、私たちも 食の風~農商工連携人材育成塾~として参加してきました。


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実際に受講生が作ってきたものを自分たちの手で販売まで行うということで、
皆さん案を練っていろいろな商品を出品されました。
販売されたものをご紹介します。
【松本さんの商品】

・ミントシロップ
・ミントシロップを使ったハーブティー
[コメント]
丁寧に発酵させた肥料を与えた土で栽培している登川農園のミントの葉を使用。
香りが飛ばないように10秒ほど熱湯をくぐらせ、丁寧にシロップを作りました。
瓶で販売ということで、瓶を煮沸したりと衛生面に気を使いました。
【伊波さんの商品】

・ハーブスーチキジシ
・手作りチャーシュー
[コメント]
くいまーる豚を使用
(循環型飼育豚・・・抗生物質やホルモン剤を一切使用せず育てられた豚)
手作りチャーシューは四川風の味付けにするために練りゴマと紅腐乳を使用。
ハーブスーチキジシは粟国の塩とハーブを数種類使用してつくりました。
よく「スーチカー」と皆さん呼びますが、正式名称(丁寧な呼び方)は「スーチキジシ」と言うのですよ。
【町田佳澄・梢さんの商品】

・バジルとトマトのチーズケーキ
・じゃがいものグラタン
・紅芋タルトケーキ
・かぼちゃのタルト
[コメント]
全メニュー、バター・小麦粉・卵不使用。牛乳の変わりに豆乳を使用しました。
・かぼちゃのタルトはカラメルソースを焦がしてその苦さで甘さを抑えるように工夫しました。
【植松さんの商品】

・紅芋スコーン
・紅芋黒ゴマシナモンスコーン
[コメント]
紅芋と黒ゴマを一緒に食べると老化防止とガン予防に効果的です。
きれいな紫色を出すのが大変で、普通に作ると、紅芋パウダーがベーキングパウダーと科学反応を起こし
てしまい緑っぽくなってしまう。試行錯誤してレモン汁(酸性)をいれることによってそれを防ぐことに
成功しました。
また、紅芋は皮が白いのは色が薄く、皮の色が濃いほどきれいな色がでるようです。
【真壁さんの商品】

・クラッカー(コーレーグース&パプリカ・長命草&ピバーツ・カレー&ウコン)
・クッキー(ごまきなこ・紅芋月桃・かぼちゃみそ・穀物コーヒー・ジーマミのおから)
[コメント]
クッキーのプレーン酵母の酵母は秋田の白神酵母を使用。ゆくゆくは自分の酵母を作ってそれを使用して
お菓子を作りたいです。
【知名さんの商品】
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・タピオカ&豆腐どーなっつ
(紅芋&ごま/ごま&くるみ/バナナ&くるみ&チョコ/バナナ&くるみ&グァバクリーム)
・ジャム
[コメント]
卵、バター、牛乳不使用。甘さ控えめにする為にきび砂糖を使用し、なたね油で揚げています。
ごま、くるみはアンチエイジングにいいので女性におすすめですよ。
できるだけ地元のもので作る。「地産地消」と最近はよくいいますが、その土地でとれないものもあります。
そんな方達にもぜひ沖縄でとれたものを食べて欲しい。そういう意味で私は「地産他消」を目指します。と知名さんのお母さん。
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みんな、それぞれこだわりを持って商品を作り販売もがんばりました。
他の地元の店舗も、店自慢のおでんやキムチ、ぐしちゃんいい菜などいろんな商品が販売されていました。

他にも愛媛から送られてきたどんぐりで子供たちがペンダントを作ったり
地元の小学生によるリコーダーの演奏もありました。
心配だった天気も晴れてきて、ほのぼのとした日曜になりました。
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気になる売り上げはどうだったでしょうか?
いろいろな反省点などもあることだろうと思いますが、いい勉強になったと思います。
今回の経験を機に、更に商品開発や販売について追究して頂きたいと思います。
本当に みなさんお疲様でした。
2011年11月17日
食の風第19回定例会の報告
11月16日(水)に、第19回食の風のお定例会を開催いたしました。
今回の定例会の題名は、「フードインク」上映会。

『ファストフードが世界を食いつくす』のエリック・シュローサー、
『雑食動物のジレンマ』のマイケル・ポーラン、
ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌスなど錚々たる執筆陣による食の警告書。
第82回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞にノミネートされ
アメリカで話題を呼んだ注目作。
多くの方がこの作品名は聞いたことあると思います。
普段口にしている食べ物の生産過程を追う中で、
大量消費と大量生産の時代に農業や畜産業が巨大な生産工場と化した現実や、
食の市場を牛耳る企業の実態を浮き彫りにする。
アメリカの食事情に言葉を失うと同時に、
日本でも食品偽装問題など食の安全が問われる中、
改めて食のあり方を考えさせられる一作でした。
今や日本もTPPに参加することになれば、同じ運命をたどるはずです。
こんな旬な題材の定例会のため、たくさんの会員さんに集まっていただきました。


今回の場所は沖縄食材スペシャリスト認定者&野菜ソムリエ&マクロビクス料理家の
当会員のシェフ 嶺井りつ子さんのお店。 『ダイニングカフェ菜畑』です。
本日の定例会の料理は 旬な野菜中心のメニューが数々。テーブルに並ばないほど、
キャベツに 焼き野菜に 雑穀に ハーブパンに、薬膳おでんがずらり。
県産のソーキに、県産若鶏のチキンに、ゴボウに島人参に、ととにかく並ぶ野菜の数々。
まずは、泡盛&ビール&ワインなどを飲んで、食べてから、映画鑑賞を始めました。
が、なぜか、みなさん、映像が流れると箸がとまり、会話もなくなり、映画に夢中。
みなさん、食に対してとても関心が強く、真剣に映画に見入っておられました。
いろいろとショッキングな内容が多く「知られてないだけで実際行われているという真実」
や「農業の工業化」などのアメリカで抱える様々な問題を知ることが出来ました。
この食のシステムを変えていけるのは私たち消費者だということも知り、
ますますこの「食の風」の活動を、もっといろいろな人達に広げていかないとなぁと再確認
いたしました。(俣野好美談)
鑑賞後はいつものように親睦会が始まります。
新しく会員になられた方や久々に
参加された方もいらっしゃったので、一人ずつ自己紹介。


あらためてみると、ほんとにいろいろな職種、
年齢の方が集まっていて自己紹介もそれぞれ。
「これまでの半生」、「意気込み」、「これから先の未来」
ことなどいろいろな話を聞くことが出来ました。
最後は田崎理事長 恒例の五本締め。
来月12月は食の風忘年会を
那覇市と宜野座村の2回に分けて企画しております。
これからも、食の風をどうぞよろしくお願いします。
今回の定例会の題名は、「フードインク」上映会。

『ファストフードが世界を食いつくす』のエリック・シュローサー、
『雑食動物のジレンマ』のマイケル・ポーラン、
ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌスなど錚々たる執筆陣による食の警告書。
第82回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞にノミネートされ
アメリカで話題を呼んだ注目作。
多くの方がこの作品名は聞いたことあると思います。
普段口にしている食べ物の生産過程を追う中で、
大量消費と大量生産の時代に農業や畜産業が巨大な生産工場と化した現実や、
食の市場を牛耳る企業の実態を浮き彫りにする。
アメリカの食事情に言葉を失うと同時に、
日本でも食品偽装問題など食の安全が問われる中、
改めて食のあり方を考えさせられる一作でした。
今や日本もTPPに参加することになれば、同じ運命をたどるはずです。
こんな旬な題材の定例会のため、たくさんの会員さんに集まっていただきました。


今回の場所は沖縄食材スペシャリスト認定者&野菜ソムリエ&マクロビクス料理家の
当会員のシェフ 嶺井りつ子さんのお店。 『ダイニングカフェ菜畑』です。
本日の定例会の料理は 旬な野菜中心のメニューが数々。テーブルに並ばないほど、
キャベツに 焼き野菜に 雑穀に ハーブパンに、薬膳おでんがずらり。
県産のソーキに、県産若鶏のチキンに、ゴボウに島人参に、ととにかく並ぶ野菜の数々。
まずは、泡盛&ビール&ワインなどを飲んで、食べてから、映画鑑賞を始めました。
が、なぜか、みなさん、映像が流れると箸がとまり、会話もなくなり、映画に夢中。
みなさん、食に対してとても関心が強く、真剣に映画に見入っておられました。
いろいろとショッキングな内容が多く「知られてないだけで実際行われているという真実」
や「農業の工業化」などのアメリカで抱える様々な問題を知ることが出来ました。
この食のシステムを変えていけるのは私たち消費者だということも知り、
ますますこの「食の風」の活動を、もっといろいろな人達に広げていかないとなぁと再確認
いたしました。(俣野好美談)
鑑賞後はいつものように親睦会が始まります。

新しく会員になられた方や久々に
参加された方もいらっしゃったので、一人ずつ自己紹介。


あらためてみると、ほんとにいろいろな職種、
年齢の方が集まっていて自己紹介もそれぞれ。
「これまでの半生」、「意気込み」、「これから先の未来」
ことなどいろいろな話を聞くことが出来ました。
最後は田崎理事長 恒例の五本締め。
来月12月は食の風忘年会を
那覇市と宜野座村の2回に分けて企画しております。
これからも、食の風をどうぞよろしくお願いします。